サジェストペディアの開発は、サジェストロジーの研究により明らかになった以下の事実を出発点にしている。
1. 人間は、日常一般の言語および非言語コミュニケーションの中に不断に遍在するさまざまなサジェスチョンによって、意識的、無意識的、全人格的に影響されている。その中には肯定的な影響もあれば、否定的な影響もある。
2. 催眠状態の、あるいは特殊な修行を積んだ、または天才や精神障害を持つ人間にしか起こりえないと考えられていたさまざまな現象は、日常一般に普遍的に存在するサジェスチョンによって、ごく普通の人間にも起こり得る。さまざまな現象とは、たとえば、超記憶、無血無痛の開腹手術、自律神経のコントロール、固定観念の定着、固定観念からの開放などである。
3. さらに、催眠によっては起こり得ない現象も、日常一般的なサジェスチョンによっては起こり得る。その現象とは、たとえば、創造性の高揚、被催眠性の減少などである。
4. 記憶は、情報のただ一度の披瀝によって脳内にほとんど全部ほぼ正確に保持される。一般に「記憶力」と呼ばれているのは実は「思い出す能力」である。脱サジェスチョンの実現によって高まるのはこの「思い出す能力」であり、「超記憶」と呼ばれるものは実際には「何でも簡単に思い出すこと」である。
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